よくある質問と
  布団屋の本音
斎藤ふとん店
新潟県見附市新町1−2−5
TEL 0258−62−1215
FAX 0258−62−4312
mail :saito-1215@kxe.biglobe.ne.jp
 下記は、布団屋の本来言ってはならない(のかもしれない)本音を含んでいます。(^^)
 ご覧になった方の胸だけに秘めておいて下さい(笑)
 記述の都合による「そういった業者」及び「特定の物品」を一方的に批判する事を目的とする記述ではありません。消費者の方が布団を選ぶ際の一つの判断材料にして頂きたいと思っております。
 下記記述における根拠の殆どは、当社創業以来、当社の経験に基く記述であります。その点をご留意いただきたく存じます。
 あくまでも消費者の皆様の、ご購入・ご利用の意思・判断を尊重するものである事をここに明記いたします。

ご注意:私(当HP管理者の斎藤)は法律の専門家ではありません。あくまで単なる地方の小商人です。
 故に全ての法律を網羅している訳ではありません。詳しい法律については、法律を専業としておられる方(各地の消費者生活センター等)にお問い合わせ下さい。
 このような表現で無責任と思われるかもしれませんが、その分本音をお伝えしたいとの表れと酌んでいただければ幸いです。
 このようなご時世でございますので、その点をご理解いただきたく、ただただ強くお願い申し上げます。

点検商法にご注意
 当店などの小売店やメーカーの社名をかたり、または「依頼された」と嘘を言って、「無料」や「100円」などと格安をうたって布団の点検やクリーニングを勧誘する業者が多数おります。
 ほとんど全てが悪徳業者です。「悪徳」と断定する根拠は、虚偽の情報で法外な価格の商品を強制的に買わせるからです。
 当業界ではお客様の情報をメーカー等外部に開示することは絶対にありえません。なぜなら、メンテナンスこそが我々小売業者の責任であり、仕事だからです。外部の同業に教えるはずがありません。

 実際に家に上がりこまれた方からのお話です。(この件は点検ではなくただの物売りでした)
 「私の嫁が昔さいとうに勤めていた。これはさいとうで買うと80万する。しかもさいとうは絶対にバラ売りしない。今日は30万に値引きする。」と言っていたそうです。
 当店に常時置いてある商品は、最高額の婚礼用セット(2人分計22点)でも35万円位、単品で最高額の羽毛掛布団で20万円なんですが・・・
 大嘘つきですね(笑)
 もと従業員の亭主なら(本当だとしても)、その彼は当店とは全く関係ないと自分で言ってるようなもんですし。
 天ぷらのコロモもかなり大袈裟に付けて、値引いた「フリ」をする典型的・古典的な悪徳業者です。最初からその値段言えば良いのに(笑)

 呼んでもいないのに勝手に売りに来る見知らぬ業者は、眉に唾をつけながら話して丁度いい、と言っても過言ではないでしょう。

 下記は点検商法手口の一例です。無論これだけではありませんので、ご注意下さい。
 不審に思われた時はどうぞ当店にお電話下さい。当店の知りうる限りの情報をお伝えいたします。もし当店の名を騙っているなら、業者がいる間でもお電話下さい。お手伝いいたします。

 例 無料(激安)クリーニング業者の手口
 無料や100円クリーニングと言って近付く業者は、掃除機で布団の表面を吸い、使用している布団なら出て当然の「身体から出た角質・塩・脂分・ホコリ」などをフィルターにのせて見せ、「これは汚い。病気になる。早く買い換えなさい。」と無用の不安をあおって、不当に高く売ろうとします。
 掃除機を使う理由としてはそのホコリの固まりを見せる他に、いやそれ以上に、家の中に上がりこむ口実とする為だと言われています。玄関にコンセントがある家は少ないので、「コンセントを貸せてください」と言われ許可をすれば家に上がりこまれてしまいます。その後はとにかく粘ります。数時間粘られた挙句、根負けして買ってしまった方も大勢おられます。

 対処としては、「とにかく家に上げない」事が大切です。

 いわゆる悪徳業者は車のナンバーを記録しようとすると、とても嫌がります。「帰ってくれ」という意思を明確に伝えたのに帰らない場合は警察に通報する事も有効です。

 もし根負けしてクレジット契約をしてしまった場合も、「クーリングオフ」という制度があります。自分から出向いたり自分から電話をかけて業者を呼んだのではなく、業者からの電話勧誘や訪問販売などの場合は無条件で契約を破棄する事ができます。消費者に有利になるように法律は変わっていっておりますので、詳しくはお近くの消費者センターへお問い合わせ下さい。昨今ではセンター等が消費者の代理として業者と交渉できるように法律が変わっているそうです。ただしクーリングオフには有効期間があります。すぐに行動された方がよいでしょう。
 
 布団だけにかかわらず、悪徳業者を見抜く目安となる数字があります。それは「クレジット支払い総額60万円」です。
 どうやら信販会社は60万円を一つの基準とし、これ以下ならば比較的簡単に審査OKとなるようです。なので少しでも多くの金額を取ろうとする業者は各種教材であろうが布団であろうが、限度額60万円の販売をしようとしているようです。
 60万円の提示を見たら気をつけましょう。

 世知辛い世の中になっております。お気をつけ下さい。

布団の保管について
 毎日使わない布団の保管の仕方について、まずビニール袋に入れたままの保管はしないでください。
 気温の変化によってムレが生じてしまい、悪臭やカビの発生原因になりかねません。

 激安通販において、「通気性抜群のパッケージ」とうたったビニールとポリエステル製の箱型パックがありますが、構造上はっきり言って通気性は無いものだと思って違いありません。
 ビニール製の入れ物は「輸送時に汚さない為の物」という造りであり、あくまでも保存用ではありません。

 押入れにスノコを敷くなど湿気に配慮し、風呂敷などで「ふんわり」包んで仕舞ってください。包まなくても風呂敷のような大きな布を被せておくだけても宜しいです。
 その場合も時々押し入れ内の空気を扇風機などで入れ替えてあげる事も大切です。

 素材に関わらず暖かさは「布団の中の空気の含有量」が最も大きな要因となります。潰して片付けてしまうと当然「中綿」が潰れてしまいつまる所、空気の含有量が減り、暖かみがなくなってしまいます。
 圧縮袋と言われている掃除機等で空気を抜く物は、輸送時の運賃軽減には有効ですが、数ヶ月、数年もペッチャンコにしたままでは当然元のかさには戻らず、結果としてその布団の価値を損なってしまいます。
 その観点から、当店では圧縮袋を取り扱っておりません。

布団の干し方
 天気が良く、空気が湿気ていない日の10時から14時の間に、表裏を満遍なく干す事が良いと言われております。天気がとても良いのなら、片面1時間程度でOKです。
 10〜14時という根拠は、朝は気温が上がりきらず未だ湿気を含んでおり、夕方は気温が下がって湿気を含みやすくなるからです。

 素材に関わらず天日干しは有効です。羽毛・羊毛の布団も干していただいて結構です。
 ただ、最近は紫外線が強くなっているそうなので、干し過ぎは側地の劣化を招きます。要は温めて湿気を飛ばす事が主たる目的なので、カバーを掛けて干すのも有効でしょう。

 仕事をしている方は中々この時間帯には難しいと思われます。 
 我が家では布団乾燥機を用いております。気候に左右されず、寒期の就寝直前に行えば、乾燥と同時にポッカポカの快適な寝床を作る事が出来ます。
 ただし全ての電化製品に言える事ですが、あまりに安い商品にはご注意下さい。出力が小さい可能性があります。
 ちなみに我が家では実売価格10500円、出力540Wのナショナル製の物を使っています。
 いずれページ上にて取り扱います。今しばらくお待ち下さい。お急ぎの方はお問い合わせ下さい。

 また、天日干しをされる時の注意点もあります。
 力一杯、布団を叩かないで下さい。側地が痛んでしまいます。布団叩きは表面の老廃物・ホコリを払い落とす事が本来の目的です。側地が傷めば中身が出てくるだけです。痛んだ生地の中から中綿が際限無く出てきては全く意味がありません。
 コツは、力任せに「叩く」のではなく、手首のスナップで、軽く・早く「払う」という事です。
 「布団叩き」をご存知の方は分かっていただけると思いますが、あれはとても軽い物です。叩くならもっと丈夫で重いはずなんです。
 だから「布団叩き」ではなく「布団払い」と命名してくれていれば誤解もなかったかと(笑)

 また、叩いて払わなくても上記点検商法のくだりのように、掃除機で吸い取るのも有効です。
 もちろん払ってから掃除機で吸い取れば、なお効果的です。

 一度試してみて下さい。きっとスッキリしますよ。

カバーの選び方
 あまりにも安いカバーにはご注意下さい。型崩れや縮みを起こす可能性があります。
 その根拠の一例です
 仮に原反100mを力任せに引っ張ったらどの位伸びると思いますか?明記はしませんが、生地は驚くほど伸びます。その状態で縫製すれば、計算上以上の数の製品を作る事が出来ます。
 その差が不当な儲けとなります。またはその分見せかけの販売価格は安く設定出来る事が出来ます。
 そんなインチキな製品は、当然水洗いした時に型崩れ・縮み、更には色落ちすら起こす可能性が高いと言えます。
 量販店で買った激安の衣類を洗ったら、型崩れや縮んだ事はありませんか?それもおそらく同じ理由です。

 布団本体より小さいカバーを用いると、暖かみが激減してしまいます。 「コロンコロン」とした風船のようなものと、「しっとり」したまとわり付く物を掛けた時の暖かさを想像してみて下さい。
 当然、ゆったりしっとりしたものの方がピッタリ身体に密着するので、暖かく感じることが出来ます。

 タンブラー(乾燥機)乾燥も縮む要因ですので、極力使われない方がよろしいと思われます、
 

クリーニングについて
 布団は思っている以上に汚れています。
 カバーを洗い替えてはいても、所詮カバーの厚みは1mm以下ですので全ての汚れを吸い取る事は出来ません。
 定期的に布団本体のクリーニングされる事をお奨めします。
 ただ、分かってはいてもしない、という事も人間らしい事です。洗わないだけで健康を害することはまずありませんが、上記のような悪徳業者に付込まれる原因にもなり兼ねません。
 通常のご使用であれば、3〜5年に1回のクリーニングですっきりします。

 ただし、洗い過ぎも良くありません。植物・動物性原料を問わずに、原料所以の脂によって天然の暖かみ、湿気の吸・排出機能を与えてくれているからです。
 洗いすぎてパサパサになってしまえば、それは化学繊維と変わらなくなってしまいます。使い込んだタオルが水を吸わなくなるのは、これが一つの要因です。

 汗かきの方、子供・ペット等が何かしらの粗相をしてしまった、コタツ等汚れ易い物などの理由があればすぐにクリーニングする方が良いと思いますが、そうでなければ3〜5年に1回のクリーニングをお奨めします。

 当店でも和布団で2,840円、羽毛でも3,990円でスッキリ水洗いを承っております。お気軽にお問い合わせ下さい。布団丸洗い価格表へ

羽毛布団から毛が出てきたら
 羽毛布団はその構造上、針の穴が開いただけでもその穴から中身が出てきます。
 カバー交換する際に、あまりにも大量の中身が出ている場合はすぐに当店へお持込下さい。
 アイロンプリントにて穴を塞ぎます。当店でお買上げいただいた商品に関しましては、完全無料にて処置いたします。(何年経っていてもお受けいたします)

 穴を発見しても絶対に充て布を縫って止めようとはしないで下さい。その縫った穴から更に中身が出てきます。
 中身が出掛かっている状態を見つけた時は、取り敢えずその穴をマジック等でマークしておかれますと、当店での処置はすぐに完了いたします。また、セメダインのような粘りのある接着剤で穴を塞げば、その後出てこなくなります。

 ただし、縁部分からの中身の飛び出しは、完全に塞ぎようが無い為に、残念ながら当店での修繕は致しかねます。
 詳しくはお持込いただいた時にご説明申し上げます。
 他社でお買い上げられた物でも、診断・見積りは一切無料ですので、お気軽に当店へお持込下さいませ。懇切丁寧にご説明いたします。

羽毛」と「羽根」の違い
 羽毛羽根は似て非なる物です。
 羽毛(ダウン)は、タンポポの綿毛のような球体で、羽根(フェザー)は共同募金でもらえる「あれ」です。布団の原料では小さい羽根(スモールフェザー)を用います(が混入します)。

 布団の暖かさは空気の含有量で決まります。もちろん多いほうが暖かいです。
 羽毛はその粒が大きいほど高価です。同じカサをだす為に少ない個数で済むので、結果的に軽くて多くの空気を含む事になるからです。
 その為、粒の大きいもの=寒い地域産、特に北欧産等が珍重されています。
 羽根そのものは主にファイバー質であり、その形状では折り重なってしまう為、空気の層はあまり出来ません。カサが出ないので量を多く入れざるをえず、よくテレビショッピング等では「中身増量、ボリュームアップ」と表記されているようですが、「多く入れないとカサが出ない=重い=自重で潰れてしまう=さらに空気が抜ける」という悪循環の為に、重いわりにはカサが出ません。
 つまり羽根羽毛のようには暖かくなりません。

 ちなみに当店におきまして通常のシングルサイズ羽毛布団は、1.2〜1.5kgの充填物を指し、羽毛であろうが羽根であろうが、それ以上入っている物は「邪道」として取り扱っておりません。「重い」時点で「軽くて」「暖かい」という「羽毛布団」の条件を満たしていないからです。

 当寝具業界では明確な表示の統一基準が無い為に曖昧ですが、概ね半分以上入っている中身を商品名としています。
 激安をうたっている商品名を良く見て下さい。「羽根布団」になっております。
 羽根はファイバーが熱を吸ってくれるので夏用肌布団や、硬さがバネの役割を果たしてくれるので、枕や座布団には向いています。ただし敷き布団では、床付きするので寝心地は最悪です。私はお奨め出来ません。

 羽毛の原毛には、羽毛羽根・ゴミが混ざっておりますので、羽毛布団を作る工程で、羽根やゴミを取り除きます。
 羽毛は掛布団の中に入ります。そこで選別された残りが羽根布団の原料となります。これが「羽毛」と「羽根」の値段が大きく違う理由です。

 羽根布団販売を生業としている方もおられるようですので、あまりに過激な表現は慎みますが、羽根布団は決して良い商品ではありません。売価がそれを表わしています。よく言っても値段相応でしょう。(涼しく感じる事をうたっているなら別ですが)

 これらの理由により消費者の利益にならないと判断した当店では、羽根布団は取り扱っておりません。(真夏用の、涼しくする為の羽根肌掛布団であれば販売しております。)

 羽毛羽根を混同されておられる方は大勢いらっしゃいます。布団は長く使っていただく物ですので、よく思案してお買上げ下さい。判断がつかない場合は、きちんと説明してくれる良心的な店でお選び下さい。

 羽毛布団タグの「%」表記について
 羽毛布団のタグに書いてある、ダウンフェザーの%表記ですが、業界での統一基準が無い為に、かなりバラつきがあります。
 この%は中身の割合の事ではありますが、正確にその割合で入っている事を示すものではありません。
 製造工程でのゴミ除去にあたり、その除去手段によってどの程度のゴミを取り除けたかを表わす値です。
 例えばダウン95%/フェザー5%の場合はゴミ混入率が5%以下、という意味です。
 風を使ったり、竹を使ったり色々な技法があります。最高級の羽毛布団になりますと、人間が手作業で1つ1つ選別しております。

 %、産地などの表記は絶対ではありません。羽毛布団はその性質上、針の穴を開けただけで中身が出てきてしまうので、中身は捨てるか作り直す時まで分かりません。つまりお客様には小売店を、小売店は問屋・メーカーを信用するしかない、という事です。

 電話勧誘、移動・無店舗販売、一時的に貸し店舗で販売して去る業者には十分ご注意下さい。また、テレビ・新聞などに広告を出しているからといって、それがその業者を真っ当な業者だという証拠にはなりません。全てがそうだと申しませんが、数多くの悪徳業者が潜んでいる事は私の経験上間違いありません。

 寝具は長くお使いいただく商品ですので、いざという時に文句を言える、店舗を構えた店の中から、信用できる業者を選んで、お買上げ戴く事を強くお奨め致します。

 どの素材が一番良い布団なのか
 各素材には、それぞれ良い所と悪い所があります。
 何を重要視するのかによってお選び下さい。

 綿
 打ち直しが出来ますので、かなり長期間捨てずにお使いいただけます。また打直しして作り直す時に、お好きなサイズにする事が出来ますので、使い勝手が良いです。

 ただ重いのが難点です。これは湿気やすい事が大きな要因です。
 綿は湿気を吸うのは得意ですが、吐くのが下手だからです。その為マメに干してあげなければなりません。

 綿混とは、綿とポリエステルを混ぜた素材です。
 エステルを20〜30%混ぜれば、カサが出て軽く、カチカチのせんべい布団になりにくくなります。
 当店では「ふうか」が綿混布団です。


 ポリエステル・合繊
 安くて軽いです。原料が石油なので、ダニ等の餌になりません。
 アレルギー体質の方にはお奨めします。
 (ただ、ポリエステル自体にはダニは付きませんが、染み込んだ汗や脂・角質などの老廃物には付く可能性があります。)

 しかし、湿気を吸わないのでムレます。寝ている時の不快は、温度よりも湿度の方が大きく作用するそうです。

 軽いと書きましたが言い換えると、モッサリとカサが出る→量を入れなくてもカサが出る→中身がスカスカ→潰れて床付きする、となります。
 なので、特に敷き布団には向きません。背中が床に付いて痛くなりますから。
 15点セット1万円のような商品はズバリこれです。機会がありましたら表示を見て下さい。


 羊毛(ウール)
 湿気の吸・排出がとても得意でムレにくく、とても暖かいです。
 干すと簡単に乾いてくれます。

 ただ当然、良質なウールがあれば劣悪なウールもあります。両方確かにウールなので、表示にはウールと書かれています。

 製綿(←この綿はコットンの意味ではなく、わたという意味です)する工程でクズ(ホコリのように繊維が細く短いもの)を取り除きます。入れてもすぐにホコリとなって出てきますから。
 このクズもウールなわけです。ページを上から読み続けて頂いた方にはもうお分かりでしょうが、羽根と同じです。
 綿(コットン)の場合は落綿(らくめん。製綿機が自動的にクズ綿を下に落とすのでそう呼ばれています。)なので、落ウール(らくうーる)でしょうか。

 本当に良いウール布団は、掛も敷も1枚7万円位します。へたな羽毛布団より暖かいです。羽毛は嫌いだけど暖かい布団が欲しい方にお奨めです。


 ウール混というのもあります。ウールにポリエステルを混ぜた素材です。安く、軽く、カサを出す、為に混ぜます。
 当店ではウールとポリエステルが50/50%の物を指します。

 量販店の2000円台以下の物は20/80%が多いのではないでしょうか。 この20%のウールは、上記「落ウール」の可能性が高いです。(メーカー筋情報)
 表示は確かにウール混で間違いではありませんが、もはやポリエステル混ですね(^^)
 
 ウール混の商品の場合、ポリエステルやウレタンを用いた中芯が入っております。
 これはヘタって簡単に床付きをさせない為です。

ポリエステル硬綿・・・ポリエステルの薄い層を、何層にも重ねたパネル状の物です。平らなバウムクーヘンのような構造です。この硬綿は最初は硬いんですが、最終的にはペッタンコに潰れます。同じ繊維が同じ方向に向いている構造上、致し方ない事です。当店の「ビーナス」はこれを用いております。

ウレタン・・・最初から柔らかいのですが、ヘタっても形は残るのでカサは長い間もつでしょう。少しでもヘタりを遅らせる為に、凹凸加工(プロファイル加工)した物を用いる事もあります。当店の「リーフ」はこれを用いております。


 ウール混は、ウールとポリエステルの良い所取りの素材です。
 綿布団より軽くて湿気にくく、お手頃価格であるのは間違いありません。


 羽毛(ダウン)
 上記繊維素材よりはるかに湿気にくくて暖かいです。
 柔らかく身体にフィットするので掛布団の素材としては最高です。

 かなり上の方に記載しましたが、布団の暖かさは空気の含有量が大きく関わっています。
 空気の熱伝導は、様々な素材よりも高いからです。

 布団は素材に関わらず、サイズが同じなら体積も大体同じです

 掛布団の中身の標準入れ目量
 綿・・・・・約4kg
 羊毛・・・約3kg
 羊毛混・約2.5kg
 羽毛・・・約1.4kg

 体積が同じで重さが違う分、空気が入っています。
 つまり入った瞬間すぐに暖かくなり始めます。

 冬場に和布団で、「寒い」と言うより「冷たい」と感じた事はありませんか?気温が低いと湿気の排出が出来ずに、湿気を溜め込んでしまうからです。
 羽毛はその構造上、繊維の表面積が広いので、寝ていながら体温を利用して、空気中に蒸発させています。だから湿気にくいのです。
 もちろんカラカラに乾く訳ではないですし、朝起きて寝床から出た後は温度が下がって湿気を呼びますので、湿気てきたら布団乾燥機などで高い熱を加えてあげる必要はあります。それでも他の素材よりは遥かに湿気にくいです。
 私は冬場、寝る30分前頃に乾燥機を入れます。(このタイミングなら、乾かせて暖めてと効率が良いですから)

 つまり「羽毛」それ自体は暖かいのではなく、暖まった空気を抱え込んで逃がさない役割を果たしています。
 ほぼ全ての布団も理屈は同じです。

 例えば冬場にトイレへ起きて戻った時、羽毛なら入ると「暖かい」と感じられるはずです。和布団だと布団に出入りする時に掛布団と敷き布団の間の空気が外の冷たい空気と入れ替わるので冷たく感じられてしまいます。
 羽毛は柔らかいので乱暴に出入りしなければ、布団の中の暖まった空気は逃げません。

 羽毛にもピンキリがあります。布団の構造(キルティング)にも色々あります。信頼のおける店でお求めになられる事をお薦めします

 布団の寿命 
 布団はある朝起きたら壊れたり、無くなってしまう物ではないので難しい所ですが、やはりカサが無くなった所が寿命といえるでしょう。


 掛布団はその上に重さがかからないので、長期間お使いいただけます。
 繊維原料で4〜5年、羽毛で10年程度でしょうか。


 敷き布団は消耗品です。形が無くならないので中々感じられないものですが、毎日8時間何十キロの人間を支えていれば潰れてしまうのも当然でしょう。
 繊維原料の敷き布団で2年も使えば既にペッチャンコになっていても不思議ではありません。

 敷き布団には、西川のムアツや、ボディードクターといった特殊素材の物もあります。こちらの商品は、10年お使いいただけるように作られています。詳しくは各ページをご覧下さい。


※上記年数は目安です。
 その商品のグレードや構造、又はユーザーの寝相や使い方の違いにより変わります。また、寿命だからといって使っていると健康被害等が出ると言った意味合いはございません。快適な睡眠を得る為の交換時期のあくまでも目安です。ご了承下さい。


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